虫歯を放っておくと

お口の健康を守りましょう

ある調査によると、70~74歳の方が「健康」ついて後悔していることの第1位は「歯の定期検診を受けていればよかった」でした。歯を失ってしまうと二度と元には戻りません。そしてさまざまな不具合を感じることになります。福岡市博多区那珂5丁目の歯医者「もりさき歯科クリニック」では、虫歯を1本治して終わりにするのではなく、長い目で見たお口全体の健康を考えた治療をご提供しています。いくつになってもご自分の歯で過ごしていただけるように、予防やメインテナンスに力を入れています。

歯の役割について

失ってしまってから後悔しないように、まずは歯の大切な役割について改めて挙げてみましょう。

咀嚼(そしゃく)する 味覚を楽しむ 異物を発見する
食べ物を消化しやすいように細かくすりつぶして消化を助けます。 歯ごたえや歯ざわりは料理のおいしさを左右します。 食べ物の硬さの違いで口の中の異物を発見して飲み込んでしまうのを防ぎます。
発音する 表情をつくる 瞬発力を発揮する
舌の位置を安定させクリアな発音を助け、意思の疎通に役立ちます。 咀嚼のときに使う筋肉は表情をつくるときにも使われます。 奥歯を咬みしめると全身の筋肉に力が入りやすくなります。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

口腔ケアの必要性

口腔ケアはお口の健康につながるだけではありません。全身の健康をも左右します。とくに歯周病はあらゆる全身疾患と関連していると指摘されています。そのため口腔ケアにより歯周病を未然に防ぐことは次のような全身疾患の予防にもつながるのです。

糖尿病

歯周病にかかっている人は糖尿病も発症していることが多いといわれています。糖尿病の方は歯周病が重症化しやすい傾向もあるのです。また歯周病と糖尿病にかかっている方で、歯周病の治療をすると糖尿病の数値が改善するという報告もあります。

心疾患

細菌が血管内に入ると血栓を起こしやすくなります。歯周病が悪化すると歯周病菌が血管に入りやすくなり、やがて全身をまわるので心臓をはじめ循環器のさまざまな病気の引き金になります。

誤嚥性(ごえんせい)肺炎

飲み込みがうまくいかない高齢者は、歯周病菌が唾液とともに気管や肺に入ってしまうことがあり、抵抗力が弱っていると気管支炎や肺炎を引き起こします。

早産・低体重児出産

妊娠するとホルモンバランスや体調の変化により歯周病にかかりやすくなります。妊婦が歯周病を悪化させてしまうと、血管に入り込んだ歯周病菌の刺激により、低体重児出産のリスクが高まるといわれています。

QOL(クオリティー・オブ・ライフ)との関連性

QOL(クオリティー・オブ・ライフ)との関連性

QOLとは「生活の質」のことです。おいしく食事を摂るのも生活の質の向上につながり、反対に、食べたい物をおいしく食べられなくなると生活の質の低下につながるのです。「食べること」自体も精神の健康に大きく影響します。食事による充足感を得るだけでなく、一緒に食事をする家族や社会とのつながりが密になることが生活の質につながります。

虫歯や歯周病を放っておいて歯を失ってしまったまま治療を怠ると「食べる」「話す」「笑う」などの大切な行為が思うようにできなくなる、といったことにもつながります。親しらずを除いて全部で28本ある永久歯のうち20本残っていると生活にほとんど支障がないといわれていますので、いくつになってもQOLを高める食事ができるように1本でも多くの歯の健康を守っていきましょう。